【従業員用】10月からの給与体系と、昇給・降給ルールの取り決めについて

お疲れ様です。

先日LINEでお送りした②についての説明です。長い文章ですが、必ず一度目を通してください。特に昇給・降給についてのルールについては、以前からお話しをしようと思っていたのですが、なかなか機会が得られずに今日に至ってしまいました。お給料にかかわる大切な事項ですので、読んで必ず理解をしてください。

 

【10月からの時給について】

令和5年10月1日より全国の最低賃金が改正されます。愛知県では、現在の¥986から¥1027へ引き上げられます。それに伴い、当店の時給が以下の通り変更となりますので、ご確認ください。

・平日(火・水・木と祝日にあたる火水木)¥1030(従来から30円アップ)

・週末(金・土・日・祝日の月曜日)¥1100(変更なし)

・研修時給および降給時の時給¥1027(※詳細後述します)

以上、10月より変更となります。一部、ベース時給が上がっている方がいますが、その方は現在の上がり額をそのまま足して考えていただければ結構です。

 

※最重要※ ①昇給・降給ルールについて】

10月より、昇給・降給について以下の通りルールを定めることとしました。

まず前提として、皆さんにはお店が色々あった中ご協力をいただいたり、忙しい土日などに人数が少なくても頑張ってくれていたり、とても感謝しています。 私たちが皆さんの働きぶりを見ていて、お客様への言葉遣いや応対に関しては特に何も言うことがなく、私たちも非常に頼もしく思っているのですが、それ以外の事で気になるところが何点かあります。すべての事項が全員に当てはまるわけではありませんが、しっかりと守り、今後の勤務に活かしてください。

 

①返事・声かけをしっかりとする。

オーダー時に「はい」と返事をするように定めていますが、「は~~い」とのびて返事をしていることが多いです。返事はしっかり「はい」を心がけてください。また、片付けのあとの「〇番の片付け終わりました」もしっかりと最後まで発声することを心がけてください。これらはお客様にも当然聞こえていていますので、歯切れ良くしっかりとお願いします。

 

粗相やミスをしたら謝る。

例えばドリンクを作り間違えたりした時は間違えた事を教えてください。また、グラスや食器などを割ってしまったとき、お盆などを落として大きな音を立ててしまったときなど、お客様へ「失礼しました」や「ごめんなさい」などを伝えるとともに、私たちにも一言声をかけてください。ミスは誰にでもありますし、割ったことを責めるようなことも、弁償を課すなどといったことはしませんが、皆さんが取り扱っているすべての物がお店の備品であり商品ですので、私たちの中の誰か一人に一言謝ることを忘れないようにしてください。

 

定められた規則を守る。

これは、皆さんが研修時から今日の勤務に至るまでに教わったルールを守ることです。例えば、ホール作業は、片付け時にメニュー表を中心に置くこと。壁に貼ってある紙に対してほぼ中心に置くように心がけてください。他に、お盆を使用すると定めているものは必ず守る、座布団の向きや位置を守る…等です。勤務前の内容では、一番は爪の長さ」です。何人かに対して数回注意をしたことがあり、採用面接時にもお話しをしていますが、この場でもう一度説明します。飲食店で働く上で、爪が長いのは最もあってはならない事です。出勤前に必ず爪の長さを確認してから出勤してください。今後、長い爪を発見した際は、一度帰宅してもらい、爪を切ってから再出勤していただく事とします。それほど大事な事ですので、必ず守って下さい。その他は、髪の毛等です。

 

④その他(居眠り)など

これまで、お客さんのいない暇な時間に居眠りをされる方がいました。これまでは見かけても敢えて何も言わずにいましたが、当然言語道断です。学校の後で、しかも暇であったら眠たくなるのは分からなくもないですが、寝ていて給料が発生する仕事など存在しません。眠たい場合は掃除をしろとは言わないですが、眠気覚ましにテーブルのメニュー表のまわりを拭いてみるとか、イス席の座面を拭いてみるなど、暇な時にしかできないことは結構あります。どうしても眠たい場合は、早あがり(早退)を申し出てもらっても構いません。また、学校行事などで疲れがあるであろうと予測できる時は、あらかじめシフト希望を入れないという選択も考えておいてください。

以上が、勤務する上での基本的なルールです。

 

※最重要※ ②昇給するには】

皆さん、どうせ同じ時間を働くなら、より時給が高い方が良いですよね。では、ベースの時給から昇給するにはどうしたら良いのか。簡単です。上記の①~④の事項を遵守することにプラス「自発的に仕事をする事」です。もっと簡単に言うと、「次、その次にやるべき仕事を率先して探す」ということです。よく覚えて実践してください。勤務日数などの条件は当然絡みますが、これができたら時給は少しずつですが上がります。ただし、すでにベース時給が上がっている方に関しては、次に上がるハードルは少し高くなります。さらなる時給アップについて何が不足しているのか、勤務時間外であれば相談に乗りますのでどうぞ聞いてください。

 

※最重要※ 降給する場合】

昇給に対して、降給もルールとして定めます。念のため説明しておきますと、10月からの時給がベースで¥1030/¥1100となっていますが、今後の勤務態度により、最大で¥1027まで下がる場合があるというものです。では、降給がどのような場合に起こりうるかというと、これもとても簡単で、上記の事項①~④が守れない場合には「段階的に」下がっていきます。具体的に段階的にとはどのようなことかと言うと、例えば¥1100(週末)の時給が上記①~④事項の怠惰により、¥1050へと下がったり、同じく¥1030(平日)が¥1027まで下がる場合があるということです。(¥1100が一気に¥1027まで下がることはしません。)

この説明を見て不安に感じる方もいるかもしれません。降給という処分はお互いのモチベーションの低下を招くので、本来はしたくはありません。ですが、昇給の機会がある限り、怠惰による降給の場合があることもルールとして取り決めておく必要があり、皆さんにはそういったことにならないよう、もう一度、上記①~④の事項について気を引き締めて勤務にあたっていただきたいと考えています。また、現在時給が上がっている方も同ルールに則り、段階的に下がる(元の時給に戻る)場合もありますので、よろしくお願いします。ただし、逆に考えていただくと、①~④が出来ていれば今の時給から降給することはありませんので、そこはご安心ください。ただし、出来ていないと本当に下がります。

 

※最重要※  ④昇給・降給の確認方法

昇給・降給のタイミングに関しては、こちらからお話しはしません。毎月の給与明細の「基本時給」欄に反映させますので、たまにでも明細は確認するようにしてください。

 

以上です。長い文章となり申し訳ないです。ご不明な点はどんどん聞いてください。皆さんには時給を上げてやる気を出してもらい、私たちも時給を上げることで皆さんからの信頼を得たいので、これからもお互いにWIN-WINの関係で頑張っていきましょう!降給なんて事がないように頑張りましょう!宜しくお願い致します。

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